春の桐生織展を終えて
2月13日(木)〜15日(土)までの3日間「春の桐生織展」を開催させていただきました
桐生織展を開催するのは、今回が2回目です。
昨年、桐生織の織元「吉田さん」に出会い、桐生織の魅力と作り手の魅力を感じ、私用の着物を誂えました
桐生織は、経糸本数が多く、縫込みがしっかりしているにもかかわらず、糸が細いのですごく柔らかく、大変着やすい着物です
着物ももちろん魅力的ですが、私は作り手の「吉田さん」にもすごく魅力を感じました。
着物を楽しみ、着物ファンとの交流を欠かさず、そこでの様々な意見をモノづくりに反映させている方です。
そんな桐生織、先日の桐生織展の様子はこちら♪
今後も桐生織を取り扱っていきたいので、織元の吉田さんと様々な打ち合わせもしました
足袋や半衿の「型染め体験」も皆様に喜んでいただき、型紙はえんや呉服店オリジナルも制作していきます(^o^)
楽しい桐生織展を終えて、改めて思ったのは、「生産者の見える製品の価値」が着物にも当てはまる世界だと思います。
世の中は「トレーサビリティ」と言って、例えば、野菜の生産者情報をバーコードやQRコードなどで読み取り、作った人・加工した人・流通させた人などの
情報が見れるようになっています。
その情報を見る事で、消費者は安心し、安さを求めるのではなく、品と安心を購入するのだと思います。
着物の世界も、同じだと思います
桐生織の着物の先にある、作り手の魅力も感じていただけると、その着物の存在がグッと身近になり、愛着の湧く存在になると思います。
そんな着物の楽しみ方もアリではないでしょうか?
着物の世界は奥が深く、楽しいものですね(^^)/
久々のブログは以上!!
- 2020.02.20 Thursday
- お店の事
- 18:00
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- by 塩冶 栄